次のレッスンは鮫小紋で双子コーデしましょっか!
と話していたので
今日のレッスンは同じ色の同じ鮫小紋!
しかも偶然2人とも椿柄の帯という奇跡!
鏡に映る2人が全く同じ色と柄をしているのがおかしくて笑
終始楽しかったです。
さて、鮫小紋のお話を少し。今回、ぱっと見は同じなのですが並べてみるとそれぞれ特徴が少し違いました。
生徒さんの鮫小紋は少し明るめの赤。
八掛けは薄い紫
生地がちょっとパリッとしています。
私の鮫小紋はしっかりとした赤。
八掛けも真っ赤
生地は柔らかな印象。
柄の型は同じ。
江戸小紋はもともと家紋や武家の裃に使われていました。
江戸時代のぜいたく禁止令が出されたあと、庶民はこっそりオシャレをすべく無地に見えるけど実は柄があるという江戸小紋を好みました。
柄は細かければ細かいほど高価なものとなっています。
だって型に穴を開けていくんです。気が遠くなる作業だし細かすぎて相当な腕前の職人さんでないとやぶれちゃうそうで!
現在それが出来る人は限られているようです。
あと、一つ紋ですが生徒さんは縫い紋。
私は染抜紋。
私の着物は頂き物で、その紋が何という紋なのか調べてくれました!
お花かと思ったら、瓜を割った時の柄や鳥の巣から来ている、「丸に木瓜紋」でした!
子孫繁栄の意味があるそうです。
私の家の家紋がついた着物が悲しくも受け継がれていなく、ちょっとさがしてみようかなーと思っています☺️
二人で着たあと並んでいると、仲居さんにしか見えず、最後は仲居さんになりきって会話する始末😂
そんな楽しいレッスン現場です!